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走る物流マンの給水所

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高尾山天狗トレイル大会(2006.10.22)

高尾山天狗トレイル大会     2006.10.22


昨日の5kmランの疲れは無く、今朝も6時起きで高尾山へ向かった。
JR高尾駅からバスで日影まで行き、そこから10分ほど山道を登ってゆくと、日影沢キャンプ場がある。ここが今日の大会会場。こじんまりした手作りっぽい大会だが、トレイルブームに乗って、参加者は随分多かったような・・・。

今日は陸上部のサブスリーランナーI谷くんと、週末大会参加2連荘のkuriさんと3人で参加。
スタートは10:45。快晴で陽差しが暑く、またしても最初はばてばて。小下沢の沢筋に沿って林道を2km進む。たくさんの選手に抜かれるが、無理せずマイペースで走る。林道から急な山道に入り、高度を一気に上げる。足が悲鳴を上げる。北高尾山稜に出るまではひたすら辛抱で、前の人に付いて行くだけだ。尾根筋の道は小刻みにアップダウンがあり、足に来る。三本松山や関場峠を過ぎ、6km地点の給水地点に到着。ここで1時間。

堂所山を過ぎて暫く登ると、見慣れた景色が広がってくる。陣馬山へゆくトレイルコースだ。
待ってましたとばかりスピードを上げる。上りで他のランナーを抜いたりしながら、景信山の巻き道へ入る。この大会のコースは巻き道が多いので、いつも練習している人間には有利だ。

景信山の巻き道を終えると、今度はいきなり下りの細いトレイルコースに入って行く。幅30cm程度の斜面の道をスピードを上げて下って行く。あっと言う間に前の集団に追い付いた。急な斜面の下りは段差も多く、怪我のリスクも高い。しかし得意な下りは集中して一気に下りたい。

下りきると、今度は小仏峠への急な登りだ。関門でチェックを受け、給水地点でしっかり水を飲む。この頃から集中力が切れてきた!1時間50分位経ち、スタート直前に食べていなかったせいか、どうやらガス欠だ。山道をたくさんの人に抜かれながら歩いて行く。やっとの事で小仏峠に到着。その後も走れずに歩く。城山下の舗装道路で給水があった。しっかり3杯飲んでおいた。

その後はいつもの一丁平を経て高尾山へと900mの上りに差し掛かる。今まで歩いていた私はプライドに掛けてもこの上りは走りたかった。気力を振り絞って走る。しかし暫くすると頭が真っ白になって歩く。暫くしてまた走る・・・。そうして高尾山までもう少しのところで日影用水場への急な下りへと入った。足場は悪いが気力で走り、前の集団に追い付いた。そして用水場から林道に出ればゴールは近い。足場の悪い下りを気合いと集中力で下って行く。途中7-8人の集団を交わし、ゴールスパート。最後はkuriさんが沿道で応援してくれていたので笑ってゴール。

タイムは2時間41分35秒。順位はまだ貼り出されていなかったが年代別では100位以内には入れたようだ。ちなみにI谷くんは2時間ちょっとで19位。kuriさんは女子の部で4位だそうだ。レース後にスポンサーの無料パスタを戴き、牛スジ煮やけんちんうどん、カボチャのスープなどを(有料だが)戴いたが、ガス欠の身体には最高のご褒美だ。食べる一方でどんどん体内に吸収されていくような気分だった。レース後の雰囲気も良くて、楽しい大会だった。また来年も練習を積んで参加したい。


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